2011年 04月 18日
気付きはお隣から |
忙しく過ごす毎日。
仕事に追われて、家の事ができない、ビッキーに申し訳ない、
そんな思いにとらわれることもあります。
今日は休日。
ビッキーには保育園に行ってもらって、
少しのんびりできるかな、たまった事務仕事もできるかなと
思っていたところに、ビッキーの風邪。
今夜はスイラバお疲れ会もあるのに・・・
お隣のIさんに預ける予定だったのに・・・
予定通りに行かないことはわかっていても
やっぱりイラッとして、それを家族にあたってしまいます。
洗濯を3回もする羽目になって、ブスッとベランダで干していたら・・・
お隣のおばあちゃんがデイサービスに出かけるところで
お孫さんのなおちゃんが見送っていました。
ベランダからあいさつすると
「私、来月本が出るんです。」
「えぇっ!?すごい!!」
そして来月発売される本を、見せていただけることになりました。
認知症のおばあちゃんの
介護のお話です。
「おばあちゃんと私」
~認知症介護、ひらやまさんちの場合~
ひらやま なお著
文芸社
なおちゃんはドイツやカナダに留学されていて
帰国後、他県で進学塾の講師をされていたのですが
おばあちゃんの認知症介護の為に
実家に帰ってこられました。
すぐに買わせて頂き、あっという間に読み終えました。
ほんとにすぐお隣での日常を垣間見た感じ。
でもそこになおちゃんの家族への愛情、
忍耐強さ、考え方のすばらしさが見えて
本当に感動したのです。
自分が家族にイライラとあたることや
思い通りにならないことに腹立つことが
どんなに小さいことかと、恥ずかしくさえ思えました。
私より10歳も年下のなおちゃんが
実力も実績もある仕事を辞めて、介護の為に実家に戻ったこと。
その勇気と愛の深さに頭が上がりません。
なにより、他と違うだろうと思うのは
とてもユーモアが溢れ、笑いとともに書かれていること。
ともすれば重い現実となりそうな認知症の介護。
確かに笑えないこともたくさんあっただろうと思いますが
読んでいて、「これはコントだな。」と
笑えることがたくさん。
登場人物は、なおちゃん、おばあちゃん、なおちゃんのお父さん。
そして犬のショコラ。
みんな知っているっていうこともあり、
親近感がまた感動を呼びます。
そう、pinch of saltのお隣での出来事なのですよ。
介護のお話ではありますが、私にはまた違った気付きをいただけました。
ありがたくも仕事が忙しく、協力的な家族や周り。
次をいろいろと妄想しつつ、夢を叶えていくために
がんばらなくちゃと無理をする日々。
するとやっぱり大事なことを見落としがちになってしまいます。
忙しさもありがたいと思いつつ、やっぱり行き過ぎると
どこかで、あれ?と立ち止まる。
私はどうしたいのか、どうなりたいのか、
どうするのがいいのか。
たまにわからなくなるときがあります。
グランディングできていない、
なんかフワフワ、ソワソワ、
今に集中できない。
そんな時に、ふっとメッセージをもらえるのですが
今回はお隣さんからいただけました。
目鼻立ちのよい、整った顔立ちのなおちゃん。
力のある大きな目の奥に、芯の強さ、スマートさが見えます。
すばらしい才能のある彼女を、心から尊敬。
この本、映画化されればいいのに・・・
そうたけちゃんに話すと、
じゃぁ、配役は・・・と盛り上がりそうになるのだけれど
今どきの女優さんを知らなくて、話進まず。
「おばあちゃんと私」
posでも販売させてもらいます。
おばあちゃんが描いた表紙の林檎。
赤と黄色の温かい色調。
かつて産婦人科医だったおばあちゃんの教養と
老いてもなお、絵心を忘れないその心。
私はお隣でなにも協力できていないのに
ひらやまさんちに学ぶことはいっぱいです。
ぜひ、何度も読みたくなるこの本を購入してください。
仕事に追われて、家の事ができない、ビッキーに申し訳ない、
そんな思いにとらわれることもあります。
今日は休日。
ビッキーには保育園に行ってもらって、
少しのんびりできるかな、たまった事務仕事もできるかなと
思っていたところに、ビッキーの風邪。
今夜はスイラバお疲れ会もあるのに・・・
お隣のIさんに預ける予定だったのに・・・
予定通りに行かないことはわかっていても
やっぱりイラッとして、それを家族にあたってしまいます。
洗濯を3回もする羽目になって、ブスッとベランダで干していたら・・・
お隣のおばあちゃんがデイサービスに出かけるところで
お孫さんのなおちゃんが見送っていました。
ベランダからあいさつすると
「私、来月本が出るんです。」
「えぇっ!?すごい!!」
そして来月発売される本を、見せていただけることになりました。
認知症のおばあちゃんの
介護のお話です。
「おばあちゃんと私」
~認知症介護、ひらやまさんちの場合~
ひらやま なお著
文芸社
なおちゃんはドイツやカナダに留学されていて
帰国後、他県で進学塾の講師をされていたのですが
おばあちゃんの認知症介護の為に
実家に帰ってこられました。
すぐに買わせて頂き、あっという間に読み終えました。
ほんとにすぐお隣での日常を垣間見た感じ。
でもそこになおちゃんの家族への愛情、
忍耐強さ、考え方のすばらしさが見えて
本当に感動したのです。
自分が家族にイライラとあたることや
思い通りにならないことに腹立つことが
どんなに小さいことかと、恥ずかしくさえ思えました。
私より10歳も年下のなおちゃんが
実力も実績もある仕事を辞めて、介護の為に実家に戻ったこと。
その勇気と愛の深さに頭が上がりません。
なにより、他と違うだろうと思うのは
とてもユーモアが溢れ、笑いとともに書かれていること。
ともすれば重い現実となりそうな認知症の介護。
確かに笑えないこともたくさんあっただろうと思いますが
読んでいて、「これはコントだな。」と
笑えることがたくさん。
登場人物は、なおちゃん、おばあちゃん、なおちゃんのお父さん。
そして犬のショコラ。
みんな知っているっていうこともあり、
親近感がまた感動を呼びます。
そう、pinch of saltのお隣での出来事なのですよ。
介護のお話ではありますが、私にはまた違った気付きをいただけました。
ありがたくも仕事が忙しく、協力的な家族や周り。
次をいろいろと妄想しつつ、夢を叶えていくために
がんばらなくちゃと無理をする日々。
するとやっぱり大事なことを見落としがちになってしまいます。
忙しさもありがたいと思いつつ、やっぱり行き過ぎると
どこかで、あれ?と立ち止まる。
私はどうしたいのか、どうなりたいのか、
どうするのがいいのか。
たまにわからなくなるときがあります。
グランディングできていない、
なんかフワフワ、ソワソワ、
今に集中できない。
そんな時に、ふっとメッセージをもらえるのですが
今回はお隣さんからいただけました。
目鼻立ちのよい、整った顔立ちのなおちゃん。
力のある大きな目の奥に、芯の強さ、スマートさが見えます。
すばらしい才能のある彼女を、心から尊敬。
この本、映画化されればいいのに・・・
そうたけちゃんに話すと、
じゃぁ、配役は・・・と盛り上がりそうになるのだけれど
今どきの女優さんを知らなくて、話進まず。
「おばあちゃんと私」
posでも販売させてもらいます。
おばあちゃんが描いた表紙の林檎。
赤と黄色の温かい色調。
かつて産婦人科医だったおばあちゃんの教養と
老いてもなお、絵心を忘れないその心。
私はお隣でなにも協力できていないのに
ひらやまさんちに学ぶことはいっぱいです。
ぜひ、何度も読みたくなるこの本を購入してください。
by bug-muffin
| 2011-04-18 14:45